【山城博明通信員】世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が伝えられる中、ボリビアでも感染患者が確認され、県系人の活動が自粛されるなど影響が広がっている。

 10日にオルロ県で初めて新型コロナウイルス感染者が確認され、相次いでサンタクルス県でもイタリアに出稼ぎに行っていた60歳の女性の感染が確認された。学校は10日から31日まで休校となった。

 政府は拡大防止の緊急対策として、当初は公共、民間を問わず仕事の勤務時間を短縮し、なるべく外出を控えるよう義務付けた。

 多くの人が集まる娯楽施設、飲み屋、映画館の臨時休業、飲食店なども営業を自粛するよう呼び掛けており、沖縄出身者が経営する飲食店も閉店している。この緊急対策は3月31日まで続く予定。

 また、オキナワ日本ボリビア協会でもプールや移民資料館を閉館。サンタクルス市にある沖縄県人会の70歳以上の会員や扶養家族で構成する月1回の「かりゆし会」の活動も3月は取りやめになるなど、活動に影響が出ている。

(写図説明)外出禁止でひっそりするサンタクルス市内の大通り=ボリビア