大弦小弦

[大弦小弦]球春待つ沖縄勢

2020年3月24日 08:39

 プロ野球の開幕が4月24日までさらに延期となった。日程が定まらず、選手にとっては難しい調整が続く中、沖縄出身の若手が存在感を増している

▼持ち前の打力で巨人の正捕手争いをリードするのはプロ3年目の大城卓三選手(27)。2年目のオリックス宜保翔選手(19)は積極的な打撃で安打を重ね、開幕1軍が見えてきた。注目度で負けていないのはソフトバンクの長距離砲、リチャード選手(20)だ

▼育成3年目の今季、キャンプやオープン戦で結果を出し、1軍の試合に出られる支配下登録を勝ち取った。身長189センチ、体重112キロの巨漢はバットが小さく見える。当たれば軽々とスタンドまで運ぶパワーが持ち味で「飛距離は球界トップクラス」と評される

▼リチャード選手が成長のターニングポイントに挙げたのがオフの自主トレだ。2年連続パ・リーグ本塁打王の西武・山川穂高選手(28)に付いて、朝から晩までバットを振り、野球への向き合い方をたたき込まれた

▼あえて厳しい言葉を並べた山川選手は、昇格した後輩に「将来きっと4番になる」とエールを送った。球団の枠を超え、ウチナーンチュで高め合い、本塁打の競演を見せてほしい

▼ウイルス禍が収まらず、東京五輪も延期の公算が大きくなるなど混乱が続く。一日も早く、球場に打球音と歓声が戻るよう願う。(大門雅子)

 

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