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新型コロナで沖縄発着の海外便、230便がゼロに…再開の見通し立たず

2020年3月25日 07:56

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、沖縄を発着する全ての海外航空路線が運休となることが24日、分かった。中国、韓国、香港路線の運休に加え、同日までに、那覇発着の台湾路線で、乗り入れている航空会社4社すべての便が運休した。那覇空港ビルディングによると、台風などの災害以外で、沖縄と海外を結ぶ航空路線が全便運休するのは初めてという。

(資料写真)那覇空港

 沖縄と海外を結ぶ航空路線は昨年3月の同時期で15路線週230便が運航していた。しかし、昨年夏ごろから日韓関係の悪化に伴う訪沖韓国客の減少を受け、韓国路線が縮小していた。

 今年に入り、新型コロナウイルス感染拡大の影響で各国が外国への渡航を制限したため、3月中旬までに中国、韓国、香港路線が全便運休。台湾路線も台湾政府の渡航注意情報レベルの引き上げに合わせて、路線の縮小を余儀なくされた。

 那覇発着の台湾便は運休が相次ぐ中、20日以降は中華航空が台北便を1日1往復するだけになっていた。同社は24日、同便の運休に踏み切り、全便運休となった。

 各海外路線の再開の見通しは立っていない。

 沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長は「海外路線が全て運休になるのは現在の深刻な状況を表している。本土復帰以降、(海外路線の拡充を)コツコツと積み上げてきただけに残念だ」と吐露。

 今後については「各地域の市場や航空会社の経営状況などを注視しつつ、海外路線の回復に、国や県などと連携しながら努めていきたい」と話した。

 (松田良孝台湾通信員、政経部・仲本大地)

 
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