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「県内は流行状態ではないが…」“移入”相次ぐ沖縄 医師、予防と警戒呼び掛け

2020年3月27日 09:49

 沖縄県内で新型コロナウイルス感染症の患者が21~26日の6日間で4人相次ぎ確認された。いずれも国外や県外で感染した「移入例」とみられる。識者は「県内で持続的に流行が起きている状態ではない」としつつ、「人の移動がある以上、外部から知らないうちに沖縄へ入ってくる可能性は常にある」と警戒を促す。

県内関係の新型コロナ患者

30代男性の足取り

県内関係の新型コロナ患者 30代男性の足取り

 患者4人はいずれも直近に国内外への移動歴があるか、県外の在住者で行動量の多い10~40代だ。

 県立中部病院感染症内科の椎木創一医師は「ウイルスがどこから持ち込まれたかは分かっており、沖縄で感染が広がっているわけではない」と指摘。県内ではこれまでクラスター(集団感染)は発生しておらず、「イベントを控えるといった感染症対策の効果を示している」と評価する。

 一方、感染していても無症状だったり、渡航地が検疫強化対象地域でなかったりする場合は検査対象にならない。

 椎木医師は「患者の多い大都市との人の行き来は避けられず、沖縄でもクラスターはいつでも起こり得る。手指の衛生や換気に気を付けることが自分も地域も守る」と感染予防の徹底を呼び掛けた。

 
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