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「味やにおいを感じなくなった」新型コロナ感染で報告相次ぐ 専門家「症例集めて分析を」

2020年3月28日 12:14

 新型コロナウイルスの感染を公表した阪神タイガースの藤浪晋太郎投手をはじめ、「味やにおいを感じなくなった」と訴える感染者が国内外で相次いでいる。仕組みは不明だが、専門家は「感染を疑うきっかけになるかもしれない」と注目している。

においを感じる場所のイメージ

 においは鼻の奥の空洞である鼻腔(びくう)の上部にある嗅細胞と呼ばれるセンサーが感知、神経を通じて脳に情報が伝わる。口に入った食べ物のにおいも喉を通して感知しており、味覚にも関わっている。

 感染症に詳しいけいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫医師は「風邪を起こす別のコロナウイルスやライノウイルスに感染すると、においを感じにくくなることがある。今回もウイルスが鼻の粘膜にくっつき、においを感じる神経が働かなくなっているのかもしれない。鼻がつまっているだけの可能性もあるが、症例を集めて分析すべきだ」と指摘する。

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