八重山署管内の交通死亡事故未発生が県内最長となる1500日を達成したことを記念した「交通死亡事故ゼロ宣言の碑」が19日、石垣市登野城のアップル公園内に建立された。管内では2015年11月17日から昨年12月25日まで交通死亡事故ゼロを刻み続け、これまで最長だった本部署の1493日を抜いた19日現在、記録更新を続けている。碑は八重山地区交通安全協会や同署などが実行委員会を組織し、引き続き根絶に向けての願いを込めて建立した。

「交通死亡事故ゼロ宣言の碑」の建立を祝う八重山地区交通安全協会の辻野ヒロ子会長(右から2人目)ら=19日、石垣市登野城

 碑の石材は同協会運営委員の当銘正一さん(78)が寄贈、石垣島石材が施工した。

 除幕式には島尻重美署長、同協会の辻野ヒロ子会長のほか、中山義隆石垣市長と西大舛高旬竹富町長ら自治体関係者が出席した。

 辻野会長は「八重山郡民一人一人が意識を高めたことが功を奏した。これからも八重山が交通死亡事故のない安心安全な街になるよう皆で心一つに頑張っていくことを誓いたい」とあいさつ。島尻署長は「石碑に込めた熱い思いが八重山の多くの人々に届き、交通安全に資することを祈念する」と協力に感謝した。

 中山市長は「交通安全に携わる皆さんの努力のたまもの。市も連携しながら広報啓発活動をより強く活発に展開していく」と決意を新たにした。県交通安全協会連合会の渡真利健良専務理事は「石碑を建てて終わりではない。さらに魂を込めて、交通死亡ゼロをこれからも歩み続けてほしい」と期待した。