【西表島=竹富】町立上原小学校(居原田晃校長)はこのほど、国の特別天然記念物イリオモテヤマネコの交通事故対策の強化を訴える玉城デニー知事宛ての提言書を、県環境部の金城賢参事に手渡した。

イリオモテヤマネコの交通事故対策の強化を求める提言書を提出した児童ら=上原小学校

 同校の4年生が作成し、県道の見通し改善に向けて草刈りの回数を増やすための予算確保や、野生動物用の地下通路になっている「アンダーパス」の増設などを提言。児童らの手作りによる、ヤマネコを交通事故から守るための注意喚起の看板も披露した。

 学級委員長の下山遙さん(9)は「ヤマネコの事故が起こらないように知事にお願いを伝えたい。これからもヤマネコのためにスピードを出し過ぎないように注意していきたい」と訴えた。

 4年生の総合学習「みんな生きている」の授業で、西表島を代表するヤマネコの学習が恒例となっている。2019年度は自動撮影カメラでの調査やふんの分析などを実施。ヤマネコの生態を理解するとともに、近年増加している交通事故について学んだ。(前大歩通信員)