鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった大崎事件で、殺人と死体遺棄の罪で服役し、一貫して無実を訴える原口アヤ子さん(92)の弁護団が30日、鹿児島地裁に第4次の再審請求を申し立てた。

 原口アヤ子さん

 確定判決は、男性の死因が首を絞められたことによる窒息死としたが、弁護団は第4次請求で、死因が腸内の大量出血が引き起こした「急性腸管壊死」だとする救急医の鑑定書を新たに提出。男性が直前に自転車で溝に転落する事故を起こし、その影響で全身の血流が低下したことなどが出血の原因とし、転落時の頸髄損傷が死亡を早めた可能性も指摘した。(共同通信)