沖縄県は、新型コロナウイルスの感染が拡大している姉妹都市の米ハワイ州へ、防護服などを送る準備を進めていることが分かった。ハワイ沖縄連合会のリン・ミヤハラ会長らの親書を受け取った玉城デニー知事が指示し、担当者が州政府の意向や必要数を確認している。

ハワイ州のデービッド・イゲ知事(左)と握手する玉城デニー知事=2019年3月22日、ハワイ州庁舎

 ハワイでは3月30日時点で193人の感染を確認。祖父が沖縄県西原町出身のデービッド・イゲ州知事は州全域に不要不急の外出禁止、居住者と渡航者にハワイ到着後14日間の自己隔離を命じる緊急宣言を発表するなど、深刻な状態が続く。

 親書は島々への物流の停滞を懸念し、ハワイ州政府へ「感染防護物資を譲ってほしい」と依頼。

 沖縄戦で壊滅的な被害を受け食糧難だった県民を救おうと、ハワイの県系移民が豚550頭を届けたエピソードを取り上げ「沖縄とハワイはウチナーンチュの固い絆をもとに、長い間支え合ってきた」と協力を求めている。