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高齢者施設における新型コロナ対策(1)地域での発生を認めていない状況

2020年4月3日 05:00

 この指針は、地域における発生状況により3つに分けて作成されています。以下の目安をもとに、どの指針を参照すべきか判断してください。(沖縄県立中部病院感染症内科) 

(1) 地域での発生を認めていない状況 (本指針) 
地域で感染者の報告はあるものの、いずれも渡航歴や接触歴のある患者であって、流 行状況は限定的であると考えられる状況。 

(2) 地域で発生しており、患者への入院勧告が行われている状況 
渡航歴や接触歴のない患者の報告が増加しており、地域での流行が始まっていると考 えられる状況。 

(3) 地域で流行しており、患者への入院勧告が行われない状況 
地域における感染拡大が進んでおり、確定患者に対する入院措置が行われなくなって 
いる状況。 

1. はじめに 

 2019年 12月に中国武漢に端を発した新型コロナウイルス感染症は、世界各地へと感染が 広がっており、国内では指定感染症に指定され、様々な対策がとられているところです。国 内でも感染経路が明確でない感染例が報告されており、高齢者施設においても入所者や職員 における感染事例が報告されています。 

 とくに、新型コロナウイルス感染症は、高齢者において重症化するリスクが高いとされて おり、入所者において疑われる患者を認めた段階から適切な初期対応を行うことで、施設内 でのアウトブレイクを防止することが極めて重要です。 

 現時点では、新型コロナウイルスへの感染を疑うときは、帰国者・接触者相談センターに 相談のうえで指定された医療機関を受診することになっています。そして、感染が疑われる 場合や PCR 検査で診断が確定した場合には、法律に基づいて入院措置が行われています。 

 本指針は、渡航歴や接触歴のある患者が認められているものの、地域において新型コロナ
 ウイルス感染症の発生が認められていない状況における、高齢者施設に求められる感染対策の考え方を示すものです。
 

 ただし、それぞれの施設における医療資源や人員配置には違いがあると考えられますので、 あくまで目安としていただき、施設ごとの状況に応じて具体的な対応を検討いただければと思います。

 
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