個人や法人から寄せられた寄付金を子どもの貧困問題の解消に役立てる「沖縄こども未来プロジェクト」(代表・武富和彦沖縄タイムス社社長)は3日までに、県内の非課税世帯の新高校生305人に入学応援給付金として1人当たり5万円、計1525万円を給付した。2019年度の入学応援給付金は、小学校(各3万円)、中学校(各4万円)を合わせて、計905人に3651万円となった。

クレジットカードで寄付金の支払ができる沖縄こども未来プロジェクトの専用フォーム画面

 高校入学予定者への給付は18年度から実施。定員を前年の200人から300人に拡大。517人の応募があり、各世帯の収入状況などを基に選考し、給付条件などを確認した後、送金した。

 給付を受けた生徒から「少しでも母の負担が減るのでうれしい」「将来は困っている人を助けられる大人になりたい」「感謝の気持ちを忘れず、勉強やスポーツに頑張りたい」など多くの声が寄せられた。保護者からは「制服や教材費に加え、通学バス代がかかる。とても助けになる」「心も支えてもらったようで励まされる」「子どもが前向きに勉強に励もうとする気持ちを育ててくれると思う」などの感謝のメッセージが届いている。