高品質なサービスや、施設を備えた世界各地のホテルを表彰する「ワールドラグジュアリーホテルアワード」が2021年11月をめどに沖縄で開催されることが決定した。「ホテル業界のアカデミー賞」とも呼ばれており、国内での開催は初めて。(仲本大地)

「ワールドラグジュアリーホテルアワード2019」で表彰を受ける、ラグジュアリーホテルの関係者ら=フィンランド(同アワード事務局提供)

 アワードは06年に設立。旅行・観光業界の専門家や、コンサルタント、旅行会社、宿泊客など約30万人の評価や投票に基づき全世界のホテルを審査する。世界から180以上のホテルとその関係者約350人が参加するMICEイベントでもある。

 県内ホテルではこれまでに、部門別で南城市の百名伽藍(ひゃくながらん)や、恩納村の沖縄スパリゾート・エグゼスなどが表彰を受けた。

 沖縄での開催誘致に取り組んだ、かりゆし(那覇市)の玉城智司社長によると、昨年9月に同アワードの責任者が沖縄を視察。県産業振興公社や沖縄観光コンベンションビューローの職員らと県内の観光地を巡る中で、豊かな自然や、歴史、食文化などが高く評価されたという。

 期間中は、沖縄スパリゾート・エグゼスを主会場に、授賞式やレセプションパーティーなどのイベントがある。ホテル部門のほか、スパやレストラン、ツアー部門の表彰もある。また、オキナワマリオットリゾート&スパやハレクラニ沖縄など周辺のリゾートホテルも協力し、参加者らの受け入れを担う。

 玉城社長は「新型コロナウイルス感染拡大影響で、暗い話題が多い中、世界的に注目度の高い同アワードをきっかけに、沖縄観光の復活につなげたい」と期待した。