胃心地いいね

愛情とニンニクたっぷり 大宜味村大宜味「おおぎみ食堂」

2016年2月26日 10:36

 おおぎみ食堂の看板メニュー「ミックス」(750円)は、しょうが焼き、とんかつ、目玉焼き、サラダが一つの皿にドカンと盛られ、さらにごはんと小そばが付く。初めて食べる人はそのボリュームに驚くという。

一番人気の「ミックス」。しょうが焼き、とんかつ、目玉焼き、サラダとボリューム満点

店主の大城朝子さん(右)と姉の正江さんが店を切り盛りする

一番人気の「ミックス」。しょうが焼き、とんかつ、目玉焼き、サラダとボリューム満点 店主の大城朝子さん(右)と姉の正江さんが店を切り盛りする

 特にニンニクの効いたとんかつが評判で、うわさを聞きつけて県外から「ミックス」目当てに来る人もいるという。味の秘訣(ひけつ)は、手作業ですりおろしたニンニクを豚肉に漬け込むこと。店主の大城朝子さん(61)は「手間をかけると味が違う」と話す。

 辺土名高校の寮の調理員として働いていた朝子さんが、退職後、2010年に店を始めた。姉の正江さん(69)と2人で切り盛りする。

 昼時になると、近くの大宜味村役場の職員ら常連客でにぎわう。野菜炒めやポークタマゴ(いずれも600円)、三枚肉そば(550円)など、食べるとほっとする家庭の味が魅力だ。

 料理には、朝子さんの愛情が垣間見える。野菜炒めにとんかつを添えたり、チャーハン(600円)に目玉焼きを乗せたりと、日によって変わる“おまけ”が付く。「家族に食べてほしいものを、同じようにお客さんにも振る舞う感じ」だという。

 冬に人気のみそ汁(600円)にも刻んだニンニクが入る。まろやかな味になる。「ニンニクは体にもいい。お客さんは皆、あまり風邪ひかないよ」と胸を張る。

 朝子さんは常連客に「おばちゃん」と親しまれ、客は食べ終わったら自主的にカウンターまで皿を運ぶ。まるで家庭のような雰囲気が味わえるのもおおぎみ食堂の魅力。朝子さんは「お客さんに助けられている。皆家族みたいで、楽しいですよ」と笑った。(北部報道部・西江千尋)

 【お店データ】大宜味村大宜味195。営業時間は午前10時半~午後5時。土日定休。駐車場あり。電話0980(44)3964。

  連載「胃心地いいね」の記事をまとめたグルメサイトの試験版がこのほど、開設された。サイト名は「Dikitoon.com(ディキトーン・ドット・コム )」。2003年の企画開始からの過去記事のうち約250件を掲載。地図検索もでき、現在地から近い飲食店も探せる。利用者の反応を見ながら、改善を続け、完成を目指す。アドレスは https://www.dikitoon.com/

連載・コラム
記事を検索
注目コンテンツ
東京五輪 沖縄選手の最新ニュース
東京五輪 沖縄選手の最新ニュース
東京五輪に出場する県出身選手の活躍を早く詳しくお伝えします。
復帰のエピソードお寄せください
復帰のエピソードお寄せください
日本復帰にまつわる体験や、半世紀を振り返っての思いなどをお寄せください。
SDGs企画「未来へ#いのちを歌おう」
SDGs企画「未来へ#いのちを歌おう」
Kiroro玉城千春さんが沖縄県内の小・中学校を訪ねて、夢、命の尊さを届けます。
不器用トーク・アーカイブ
不器用トーク・アーカイブ
不器用トークのアーカイブページです。毎月1回、まさに今、現場で取材している記者たちが、それぞれのテーマについて熱く語ります。
楽でお得でポイント高し!
楽でお得でポイント高し!
「オール電化」はセイカツをどうカエルのか?護得久栄昇先生がオール電化生活の安心・お得な魅力を探った。
”コトバチカラ”特設サイト
”コトバチカラ”特設サイト
人々を勇気づけるアスリートのコトバを発信している特設サイト
命ぐすい 耳ぐすい
命ぐすい 耳ぐすい
沖縄県医師会の各分野の医師による医療・健康に関するコラム
胃心地いいね
胃心地いいね
沖縄タイムスの各市町村担当の記者が、地域で話題のお店や人気グルメを食べ歩きます。
アクロス沖縄
アクロス沖縄
東京発 各分野で活躍する情熱県人らを紹介
ワールド通信員ネット
ワールド通信員ネット
世界各国の沖縄県系人の話題を中心に、海外通信員が各地のニュースをお届けします
マンガ家大城さとしが行く!沖縄のじょ~と~企業探訪
マンガ家大城さとしが行く!沖縄のじょ~と~企業探訪
おばあタイムスでおなじみのマンガ家・大城さとしさんが長編マンガで沖縄の企業を紹介するシリーズ企画です。