胃心地いいね

ジャージー牛乳が飲み放題 竹富町黒島「ハートらんど」

2016年1月29日 10:11

 黒島港を出ると、目に飛び込んでくる牛の像。その隣にある茶色の建物が、牧場も経営する宮良りみさん(53)のカフェだ。

濃いめの味がスープに合う自家製味噌そば(左)と黒島の青豆ぜんざい(右)、新鮮ジャージー乳

飲み放題のジャージー乳をおかわりする男性。畜産の仕事に励む島民の力にもなっている=竹富町黒島

濃いめの味がスープに合う自家製味噌そば(左)と黒島の青豆ぜんざい(右)、新鮮ジャージー乳 飲み放題のジャージー乳をおかわりする男性。畜産の仕事に励む島民の力にもなっている=竹富町黒島

 島のほとんどの人が畜産業にかかわる黒島でも唯一、乳牛のジャージー牛を飼育。カフェでは絞りたての牛乳とコーヒーが飲み放題だ。

 2年ほど前に飼い始めたジャージー牛の「きなこ」。黒島で乳牛の飼育はなく、「家族や友人が飲むくらいは出るかな」と考えていたが、想定外の量が出て、カフェで無料提供することに。

 潮風を吸収し、カロテンたっぷりの牧草を食べた「きなこ」の牛乳は濃厚。まったりとした味わいがクセになり、今では島の人がマイコップ持参で新鮮牛乳を飲むために訪れる。

 宮良さんは、島の女性たちでつくる生活改善グループ「ふぅがぁる」でも活動し、黒島伝統ながら、作り手が途絶えそうになった「島みそ」を約10年前に復活。

 大豆と麦で仕込み、長期熟成した島みそを使った「自家製味噌(みそ)そば」(600円)はカフェの人気メニュー。もやし豆を使った「黒島の青豆ぜんざい」(400円)も島の伝統食で、温かい黒糖味のぜんざいは食後にぴったり。

 夏場は、かき氷(300円)や外は熱々、中はひんやりの「アイスクリームの天ぷら」(600円)も人気だ。

 牧場にカフェ、レンタルバイク店に民宿まで経営し、島最大のイベント「黒島牛まつり」の実行委員長も務める宮良さん。「女性が元気だと島も元気」を信条に、ジャージー牛の可能性に期待を寄せる。

 「牛乳を加工し、アイスやチーズ、ケーキも作れる。畜産がメーンで、特産品の少ない黒島のお土産になるし、女性たちの雇用も増える」と6次産業化への夢を語った。(八重山支局・新崎哲史)

  連載「胃心地いいね」の記事をまとめたグルメサイトの試験版がこのほど、開設された。サイト名は「Dikitoon.com(ディキトーン・ドット・コム )」。2003年の企画開始からの過去記事のうち約250件を掲載。地図検索もでき、現在地から近い飲食店も探せる。利用者の反応を見ながら、改善を続け、完成を目指す。アドレスは https://www.dikitoon.com/

連載・コラム
きょうのお天気
アクセスランキング
ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
沖縄タイムスのイチオシ
沖縄こども未来プロジェクト
沖縄こども未来プロジェクト
企業や個人のサポーターの皆様から頂いた支援金で、子どもたちの夢を後押ししています。
求人情報サイト「ジョブカロリ」
求人情報サイト「ジョブカロリ」
お祝い金がもらえる成果報酬型人財マッチングサービスです。
新聞配達員募集
新聞配達員募集
お住いの地域周辺で、空いている時間を活用して働いてみませんか?
「お悔やみ速報沖縄 しまダビ」登場
「お悔やみ速報沖縄 しまダビ」登場
お世話になった方との最後のお別れはお別れを大事にしたい・・・そんなあなたのアプリです。
五嶋龍デビュー25周年ヴァイオリン・リサイタル
五嶋龍デビュー25周年ヴァイオリン・リサイタル
世界で活動するバイオリニスト・五嶋龍さんを招いてのリサイタルです。ピアノは鈴木隆太郎さん。
タイムス住宅新聞社
タイムス住宅新聞社
沖縄の、住まいと暮らしにちょっとした『プラス』を。
第72回沖展「特別展」
第72回沖展「特別展」
3D+VRでの鑑賞や、準会員賞・沖展賞などを紹介したYouTubeのスペシャルコンテンツを配信中
「ライトプラン」スタート
「ライトプラン」スタート
得する人生、始めよう!有料記事100本が読み放題。記事閲覧“爆速”体感を。
那覇市久茂地にコワーキングオフィスhowlive誕生!
那覇市久茂地にコワーキングオフィスhowlive誕生!
howliveは沖縄タイムスが運営するシェアオフィス、コワーキングプレイス。抜群の立地と美しいデザイン、豊富な設備が特徴です。
クラウドファンディング「Link-U」
クラウドファンディング「Link-U」
あなたの夢や想いを実現するために、あなたと一緒に挑戦します。