[命ぐすい耳ぐすい 県医師会編](1228)

 糖尿病患者さんから「糖尿病は治らないのですか?」という質問をよく受けます。

 患者さんからしてみれば、一生薬を飲まないといけないという不安感があって、聞いてきているのだと思います。

 糖尿病とは、そもそも何なのでしょうか? 糖尿病は読んで字のごとく、「おしっこに糖がもれる病気」です。

 おしっこに糖がもれたら何が悪いのか、という話はわき道にそれてしまうので、今回はわきに置いておきます。

 おしっこに糖がもれるということは、すなわち血糖値が高いということです。血糖値が高いと何が悪いのか、も置いておきますが、健康な人は血糖値が高くなることがありません。

 つまり、糖尿病かどうかは、血糖値が高くなることのある人なのか、高くなることのない人なのか、ということです。この線引きとして、診断基準というものがあります。この基準をこえると、糖尿病と診断されます。