沖縄県内で新型コロナウイルスの検査需要が高まっている。だが受け皿を広げても上回るペースで検査希望が増える状況で、県の糸数公保健衛生統括監は「重症化リスクがあるなど必要な人に行き渡るよう検査基準を絞り、明確化する必要がある」との認識を示した。

新型コロナ県内の検査人数と感染者数

 県は1日の検査可能件数を2月の約20人から、民間企業などの協力を得て9日までに約70~80人に拡大した。9日は60人、10日も最多73人を検査する。

 一方で2月は肺炎の原因が不明の高齢者の検査が多かったが、今月に入り若者や軽症者の割合が拡大。

 飲食店でせきをする外国人と居合わせたため検査を望むなど多様な求めがある中、これまで検査対象の判断目安が曖昧な面もあったという。糸数統括監は、基準の明確化について議論中としつつ「県民の不安も分かるが(検査の)資源は限られている」と理解を求めた。