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「夜の会食や模合控えて」 玉城デニー知事呼びかけ コロナ拡大で 

2020年4月10日 11:24

 沖縄県の玉城デニー知事は10日午前の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、県外からの来県自粛や県民への外出自粛を要請した後、初めての週末を前に「夜の会食、模合(もあい)は感染の広がるリスクが高い。ぜひとも控えてほしい」と呼び掛けた。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために「模合の開催は控えて」と呼び掛ける玉城デニー知事=10日、県庁

 10日付で県の新型コロナウイルス対策本部に統括情報部を設置。県外からの感染者が訪れることに備え、9日に那覇空港、10日に宮古、石垣両空港にサーモグラフィーをそれぞれ設置し、来県者の体温を観察していると説明した。

 玉城知事は「移入例」や感染経路の分からない感染者が増えていることから「強い危機感を持っている。県民一人一人の自覚と行動が何よりも大切」と強調。「感染拡大防止のために県民の理解と協力をお願いしたい」と述べ、仲間内で一定額の金銭を払い込み、1人ずつ順番に金銭を受け取る沖縄特有の懇親会「模合」などの参加を自粛するよう重ねて求めた。

 12日で、日米が普天間飛行場の返還に合意してから24年を迎えることには「紆余(うよ)曲折をへながら、返還合意から24年がたっても返還が実現しないのは、国の専管事項として県民の頭越しに、理解を得られていないまま、辺野古移設を強引に進めているのが原因」と政府の姿勢を批判した。

 辺野古移設は軟弱地盤の改良など技術的にも財政的にも困難で、在沖海兵隊を県外・国外へ移すことで普天間飛行場の危険性を除去し、返還を実現すべきだという県の「万国津梁会議」の提言を「新型コロナ対策の状況を踏まえ、可能な限り早く、菅義偉官房長官に対し、辺野古移設の中止と県との対話を求めていきたい」と語った。

 
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