日米両政府が米軍普天間飛行場の返還に合意して、12日で24年が経過する。飛行場からは10日、発がん性が指摘されている有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)を含む泡消化剤が、民間地へ大量に流出した。「世界一危険」とされる飛行場は、空に限らず陸上でも市民を危険にさらしているのが実情だ。

返還合意から24年が経過した普天間飛行場(宜野湾市)
全ての写真を見る 2枚
普天間返還 合意から24年でも見通せず 騒音、有害物資漏出…住民生活を危険に
有料この記事は有料会員限定です。会員登録すると、続きをお読み頂けます。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
残り1183文字