玉城デニー知事は14日、県庁で会見し、県内で相次いだ豚熱発生の「収束」を宣言した。同日午前0時に、うるま市の発生農場から3キロ圏内の移動制限区域を解除したことを受け、「ワクチン接種は残っており、まだ気を付けないといけないが、新たな発生例もない。収束を宣言するに値する」とコメントした。

(資料写真)ブタ

 豚熱が発生した農家や移動や搬出の制限で経営に影響を受けた71農場に対し、経営再建に向けた支援体制を強化する考えも示した。農林水産部の「豚熱に係る手当金等評価チーム」を10人増の17人体制にし、手当金算定、支給などの作業を加速させる。

 知事は、1月8日の1例目発生から約3カ月間を振り返り、発生農場の防疫措置や飼養衛生管理基準の徹底に関係機関と「一丸」となって取り組んできたと説明。その上で「豚肉文化を心から支えよう、復活させようという多くの県民の行動がこの日の発表につながった」と喜んだ。