米軍が沖縄本島に上陸した1945年4月、当時9歳だった沖縄県浦添市前田の富本祐二さん(84)は、家族10数人で那覇・首里へ避難していた。 「前田は危ない」と誰か大人たちが知らせたためだった。だが、たどり着いた首里でも砲弾が飛び交い、身を隠せそうな壕を見つけられない。