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飛沫を防ぐフェイスシールド本格製作へ 潜水マスクのノウハウ応用 病院や店の新型コロナ対策に

2020年4月16日 10:09

 感染拡大が止まらない新型コロナウイルス。「今、自分たちができることをやろう」と、嘉手納町の「旭潜研」代表の杉浦武さん(53)が、飛沫(ひまつ)を防止するフェイスシールドの製作に取り組んでいる。

フェイスシールドを製作した杉浦武さん(左)と使用感を試す村吉勇也さん=14日、嘉手納町嘉手納(伊禮健撮影)

 製作費はもらわなくてもいいが、アクリル板など、材料費を個人で負担するのは厳しい。「材料費のみで提供したい。賛同する企業や個人に協力してほしい」と話す。同町役場産業環境課にも試作品を提示し、本格製作に向け、積極的に動いている。

 製作のきっかけは、医療物資の不足を伝える報道だ。これまで培った潜水用マスク作りのノウハウを応用。3Dプリンターを活用して完成させた。

 「社会貢献の一環。備えがあれば病院も安心だ。飲食店でも活用できると思う」と話す。

 試作品を装着した同町のタコス専門店「LUKE TACOS」店主の村吉勇也さん(34)は「すごくいい。お客さんにも安心してもらえる」と期待を寄せている。

(写図説明)フェイスシールドを製作した杉浦武さん(左)と使用感を試す村吉勇也さん=14日、嘉手納町嘉手納(伊禮健撮影)

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