胃心地いいね

うま味たっぷりタレ 東京の有名店で修行した息子、父から受け継ぐ 

2020年4月18日 08:00

◆胃心地いいね うなぎ大和田 沖縄市松本

人気メニューの、四国のソウルフード「茶ざる」がついたミニうな玉丼茶ざるセット(手前左)と、1日20食限定の軟骨ソーキそば(手前右)。うな丼やうな重などは持ち帰りも可能だ

店を営む(右から)小城準一さん、妻の春美さん=11日、沖縄市松本・うなぎ大和田

うなぎ大和田

人気メニューの、四国のソウルフード「茶ざる」がついたミニうな玉丼茶ざるセット(手前左)と、1日20食限定の軟骨ソーキそば(手前右)。うな丼やうな重などは持ち帰りも可能だ
店を営む(右から)小城準一さん、妻の春美さん=11日、沖縄市松本・うなぎ大和田 うなぎ大和田

 ことしで創業45年を迎えた老舗店。店内には、2代目店主の小城準一さん(51)が、創業時から継ぎ足しているうま味たっぷり、後味さっぱりのタレで焼き上げたウナギの香りが自然と広がる。昼夜を問わず、常連客の地域住民らでにぎわう。

 もともと父親の凖(ひとし)さん(故人)がウナギの持ち帰り専門店として開業。凖さんが体調を崩したことをきっかけに、19歳から4年間、東京のウナギの有名店で修業後、帰郷。以来、30年近く店を守ってきた。

 卸屋も兼ねる同店では、金武町や鹿児島など県内外から仕入れ、朝方にさばいた新鮮なウナギが売り。蒸し焼きで、ふっくらと焼き上げる関東風で提供している。

 おすすめは、愛媛県在住のいとこから教えてもらい、10年前から出している、うどん粉に緑茶を練り込んだ四国のソウルフード「茶ざる」とのセット。ミニうな玉丼茶ざるセット(1700円)は、卵とよく絡み合ったウナギの柔らかさや、つゆに温泉卵を落として食べる茶ざるのもちもちとした食感がたまらない。

 1日20食限定で「ウナギよりも神経を使っているかもしれない」(小城さん)という軟骨ソーキそば(700円)も人気。10時間近くかけて丹念に作られたスープは、かつおだしの風味がたっぷりと効いている。とろとろのソーキもスープとの相性は抜群だ。

 「小さかった子どもが、親になって家族で食べに来てくれたりするのがうれしい」と話す小城さん。「これからも地域の皆さんに楽しんでもらいたい」と笑顔で語った。(中部報道部・豊島鉄博)

 【お店データ】沖縄市松本3の8の2。営業時間は午前11時~午後9時(新型コロナウイルス対策の関係で、今後変更の可能性あり)。木曜定休。駐車場あり。電話098(937)4048

  連載「胃心地いいね」の記事をまとめたグルメサイトの試験版がこのほど、開設された。サイト名は「Dikitoon.com(ディキトーン・ドット・コム )」。2003年の企画開始からの過去記事のうち約250件を掲載。地図検索もでき、現在地から近い飲食店も探せる。利用者の反応を見ながら、改善を続け、完成を目指す。アドレスは https://www.dikitoon.com/

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