沖縄県の玉城デニー知事は19日午後、県内で新たに2人が新型コロナウイルスで死亡したと発表した。死亡したのは50代男性と80代男性。いずれも本日19日に死亡を確認した。新たな感染者は5人で県関係の感染者は計116人となった。また、那覇市立病院の医療従事者2名が感染したことも明らかにした。県は同日、85人のPCR検査を実施していた。
県内では4月に入り感染者が急増しており、16日は県内で初めての死者が発生したことを発表。全体の約半数が感染経路の追えない症例となっており、市中感染が広がっている。
成田空港で検疫確認されたケースを除くと、県内の感染者は計115人。
成田空港で検疫確認されたケースを含め、19日時点の県関係の感染者は計116人。入院中は95人、重症者は6人、入院勧告を解除されたのは10人。軽症者らが療養するホテルに移ったのは3人、自宅療養中は1人になっている。
県関係に含んでいないが、米空軍嘉手納基地でも、軍関係者3人の感染が明らかになっている。