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手洗いのポイント「3分間より30秒2回が効果的」 感染症対策で美容業者へ講習会

2020年4月22日 06:00

 沖縄県環境科学センターは14日、SDGs(持続可能な開発目標)プロジェクトの一環で「手洗い講習会」を開いた。感染症対策のため参加人数を絞り、美容業を営む女性2人が手洗いを学んだ。

講師(奥)から手の洗い方を教わる参加者=14日、浦添市経塚・県環境科学センター

 講師は同センター微生物課の徳松安己彦さん。手洗いのポイントとして、せっけんを手に取る前に必ず流水で表面についたウイルスを洗い流すことや、指を1本ずつ洗うこと、親指や指先など洗い残しが多い箇所などを説明した。

 徳松さんは「固形せっけんを複数人で使うと感染が広がる可能性があり、避けた方が良い」と話し、「手洗い1回30秒が目安。1~3分と長く時間をかけても効果はあまり変わらないが、2回やると効果が上がる」などと解説した。

 講習会は専用機器を使った「ATP拭き取り検査」で手指の汚染指標を測定したり、蛍光クリームを手指に塗り込んで紫外線ランプで照らし、手洗い後の汚れ落ちを確認したりした。

 ATP拭き取り検査では、汚れ指標が1500以下だと合格。参加者2人の数値は手洗い前に6千や1万程度で、手洗い後は1900や3400まで減少したが、合格には至らず「指の間がきれいにできなかったかな」と反省し、難しさを実感していた。

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