新型コロナウイルスの感染拡大に備え、八重山地域の軽症や無症状の患者を受け入れる宿泊療養施設が、石垣市八島町の「アパホテル石垣島」に決まった。一棟を借り上げる契約を結んだ沖縄県八重山事務所が21日、報道陣に公開した。
軽症者は一次的には県立八重山病院の隔離フロアに収容するが、感染者が増えて病床が飽和状態になったらホテルで引き受ける。
部屋数は89室。同事務所、石垣市、竹富町の各職員と医師会が7〜8人体制で運営し、夜間は看護師と県職員の2人で対応する。午前と午後に1回ずつ医師と看護師が必要な情報を交換する。