【読谷】新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため村民にマスク着用を徹底してもらいたい-。そんな村職員の思いから、村役場の入り口で村のキャラクター「よみとん」がマスクを着用して来庁者を出迎えている=写真。村はマスクの徹底を呼び掛けるとともに、マスクを忘れた人への緊急対応としてキッチンペーパーやコーヒーフィルターなどで職員が作製した簡易マスクも配布している。
よみとんは村内で生産が盛んな紅芋と豚を融合したキャラクター。マスクはバスタオルで作られたという。
製作した村商工観光課の島袋直人さん(45)は「大切な人を守るためにも、自分が感染しているかもしれないとの考えで村民の皆さんにはマスクを着用していただきたい」と語った。同課の山内真心さん(29)は「よみとんもマスクを着用して『自分はうつしません』という感染防止のシンボルになってほしい」とほほ笑んだ。