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静かなゴールデンウイーク始まる 那覇空港を訪れた人の思いとは・・・

2020年4月26日 08:35

 新型コロナウイルスの感染が広がり、玉城デニー県知事が沖縄への来県や不要不急の外出自粛を求める中、25日にゴールデンウイークの大型連休がスタートした。沖縄の空の玄関口である那覇空港や土産店・飲食店が軒を連ねる那覇市の国際通りは昨年と大きく様変わり。人出も少なく閑散とした連休初日となった。

出発フロアは保安検査場などのスタッフだけで閑散としていた=25日正午ごろ、那覇空港

 那覇空港は、いつもは人波でごった返している各フロアも人影は少なかった。出産を控えて里帰り中の妻に会いに鹿児島から沖縄に来たという会社員男性(48)は、「移動自粛の中で不安はあったが来ることができてよかった。沖縄でも用心して出歩きません」と話し、迎えに来た家族と足早に空港を後にした。

 実家のある糸満市に滞在していたメイソン奈津希さん(40)は、息子と一緒に夫が待つイギリスへ帰国するため羽田行きの便を待った。新型コロナの影響で4月上旬から帰れない状態が続いたが、24日に準備が整い、急いで転出の手続きを済ませた。「母親のそばを離れるのは不安だがイギリスで待つ夫も心配。心が落ち着かない」と話した。

 空港内のタクシー乗り場は客待ちの車列がなかなか前へ進まない。乗車案内の男性スタッフ(69)は「この仕事を8年やっていて、こんなに暇なゴールデンウイークは初めて」と嘆いた。

 国際通りは土産店を中心に軒並み閉店し、観光客の姿はまばら。一方で買い物袋を持った地元の人が目立った。店頭で持ち帰り用の弁当を販売していた男性は「観光客は来ないけど、ここ1週間で一番人通りが多い。地元の人が買いに来て、売り上げは昨日より増えた」と驚いた。

 子ども連れで迎えの車を待っていた男性は「ずっと家にこもっていたから、子どもたちはストレスがたまってかわいそう。これ以上自粛が続くとさすがに疲れる」と話した。

 
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