沖縄タイムス+プラス ニュース

ユリの花処分 祭り中止の影響で 伊江島村長「来島自粛を」

2020年4月26日 08:50

 沖縄県伊江村は21日から、リリーフィールド公園内に咲いているテッポウユリの摘み取りを始めた。「伊江島ゆり祭り」が新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受けての対応。入島制限も今後さらに強化する。

「伊江島ゆり祭り」の中止を受け、ユリの花を一つずつ摘み取る作業員ら=21日、伊江村

 今年は好天の影響からユリの開花が早まり、既にピークを過ぎたことから公園内のユリの花を全て処分することに決めた。花を摘み取ることで来年のゆり祭りに向けて球根をいい状態で保つほか、来島自粛を促す狙いもある。

 また伊江港発午前10時、本部港発午前11時のフェリーの欠航を5月6日まで延長し、乗船定員も大幅に制限する。本部港でフェリーの乗客に来島目的を聞き取りし、営業や観光目的の場合は来島を控えるようお願いするという。村青少年旅行村(キャンプ場)やハイビスカス園などの観光施設も入場禁止とする。

 島袋秀幸村長は「村民の生命と医療体制の確保が最優先。各団体からも要請を受けている。ユリの処分も入島制限の強化も、苦渋の決断であることをご理解いただき、来島を自粛してほしい」と強く求めた。

 フェリーの運航状況は、伊江村ホームページで随時確認できる。

連載・コラム
きょうのお天気