沖縄県は27日午後、県内で29人の検査を実施した結果、新たな感染者はなかったと発表した。26日までに確認された県関係の感染者は計138人となっている。県内では4月3日以降、検査がなかった5日を除き、新たな感染者が連日確認されており、1人もいなかったのは25日ぶり。
県内では4月に入り感染者が急増しており、16日は県内で初めての死者が発生したことを発表。19日に2人、23日に1人の死亡が確認されており、死者は合計4人となっている。全体の約半数が感染経路の追えない症例となっており、市中感染が広がっている。21日には沖縄市でクラスター(集団感染)の発生が確認された。
県関係に含んでいないが、米空軍嘉手納基地でも、軍関係者3人の感染が明らかになっている。