【名護】名護小学校2年生の石川愛美梨(えみり)さん(7)が17日、病気や事故などで髪の毛を失った子どもたちに自分の髪を寄付する「ヘアドネーション」のため、生まれて初めて髪を切った。「切る瞬間は少し怖くてドキドキした」と愛美梨さん。カット後は「これで困っている人を助けられるのがうれしい」と笑顔を見せた。(北部報道部・西倉悟朗)

生まれて初めて切った髪を「困っている人に使ってほしい」と話す石川愛美梨さん=17日、名護市宇茂佐

 愛美梨さんは大好きなディズニーキャラクター「ラプンツェル」に憧れ、これまで髪を伸ばし続けてきた。4歳から始めたヒップホップダンスとバレエでも「長い髪のほうがかっこいい」と思っていたのも理由の一つ。

 小学校入学を機に、初めて髪を切ろうと、美容室に行った時も、直前になってカットをかたくなに拒否し、シャンプーだけして帰ったほど、長い髪がお気に入りだった。

 しかし今年1月ごろ、母親の真奈美さんが「髪がなくて困っている人を愛美梨の髪で助けられるよ」とヘアドネーションについて書かれた新聞記事を紹介すると、少し考えて「じゃあ、やりたい」とカットを決意したという。

 切り終えた40センチの髪を手に持った愛美梨さんは「短いのもいいかも。新しい髪形を友達が見たらどんな顔するかな」とにっこり。将来の夢は「病気の人を助けるお医者さん」。足が悪い知り合いを手術で治してあげるのが目標だという。「髪が伸びたらまたやりたいな」と晴れやかな表情だった。