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首里城正殿の再建、26年に完成  防災を強化へ 焼失から半年、解体進む

2020年4月30日 09:17

 昨年10月31日、首里城の正殿など主要な建物が焼失した火災から30日で半年。現場からは、がれきや灰が撤去され、北殿の解体作業が進んでいる。ゴールデンウイークに一般公開を目指して正殿の地下遺構が補修され、建屋が建設されたが、新型コロナウイルスの影響で城郭内の施設が閉園となり、公開は延期になった。正殿を2026年に再建する工程が決まった。防災に優れ、地域に親しまれる新しい首里城を、関係者それぞれが目指している。

火災のがれき撤去などが進む首里城正殿の一帯=2020年3月撮影、首里城公園

正殿などが焼失した火災直後の首里城=2019年11月1日、那覇市首里当蔵町(小型無人機で撮影)

火災のがれき撤去などが進む首里城正殿の一帯=2020年3月撮影、首里城公園 正殿などが焼失した火災直後の首里城=2019年11月1日、那覇市首里当蔵町(小型無人機で撮影)

 玉城デニー知事は沖縄タイムスの書面インタビューに応じ、喪失感に見舞われながらも、復興に向けた県の基本方針や国の工程表が策定されるなど「大きく前進した」と評価した。

 県は本年度、基本方針を実現するための具体的な施策や工程表を盛り込んだ「基本計画」の策定に取り組む。玉城知事はシンポジウムやワークショップ開催も視野に入れ「関係部局だけでなく、国、那覇市や地域住民などの各主体や有識者などの意見を踏まえ検討を進めたい」と明かした。

 周辺住民から要望の多い1984年策定の「首里城公園基本計画(通称・首里杜構想)」の見直しには、「ブラッシュアップした新・首里杜構想によるまちづくりなど、より幅広い側面から『基本計画』を策定する」との見解を示した。

 延期している正殿遺構の公開、仮設見学通路の設置など「見せる再建」のほか、破損瓦を使用した漆喰(しっくい)シーサーの製作体験など、「年間を通して多くの人々が訪れるイベントなどの開催に、国や沖縄美ら島財団と積極的に取り組む」と決意を示した。

 
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