北海道東川町は1日、本年度の「写真の町東川賞」の受賞者5人を発表した。新人作家賞には沖縄県豊見城市の上原沙也加さん(27)が選ばれた。

上原沙也加さんの個展「The Others」より。(上原さん提供)

上原沙也加さん

上原沙也加さんの個展「The Others」より。(上原さん提供) 上原沙也加さん

 上原さんは昨年、東京と沖縄で初の個展「The Others」を開催した。身近な風景に横たわる島の歴史や問題の層を見つめる写真作品を制作している。「すごく驚いたが、展覧会でお世話になった方たちに報告でき、賞をきっかけにたくさんの人に見てもらえるのがうれしい」と喜んだ。

 東川町は1985年に「写真の町」を宣言して東川賞を設け、今年で36回目。授賞式は8月1日に開かれる。

 国内作家賞には東京都東村山市の長島有里枝さん(47)、北海道にゆかりのある写真家に贈る特別作家賞には東京都目黒区の高橋健太郎さん(30)、地域に貢献した写真家を表彰する飛弾野数右衛門賞には川崎市の鬼海弘雄さん(75)を選出。海外作家賞にはロシアのグレゴリ・マイオフィスさん(50)を選んだ。