【平安名純代・米国特約記者】米国防総省がこのほど公表した性的暴行に関する年次報告書(2019米会計年度版)で、被害報告件数が前年度から3%増加していたことが4日までに分かった。軍別では空軍が増加した一方で、海兵隊の報告件数は減少に転じた。

(資料写真)米軍嘉手納基地

 19年度に届け出があった性的暴行の件数は、男女合わせて7825件。そのうち、6236件は被害者と加害者が米兵で、922件は被害者が米市民または外国籍の一般市民だった。

 被害報告件数が最も多かったのは陸軍の3219件で昨年度から2%増加、次いで海軍の1774件で4・5%増加、空軍は1683件で9%増加した。海兵隊は1149件で6%減った。

 報告書によると、被害を報告した約85%は17歳から24歳の女性だった。

 加害者または被害者が飲酒をしていた件数は、全体の62%だった。