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野党・中立で過半数狙う自民、与党は多数維持に引き締め 沖縄県議選 立候補予定者の顔ぶれ

2020年5月8日 07:00

 6月7日投開票の県議選まで7日で1カ月となる。2年後の知事選での県政奪還に向け、自民は野党、中立で過半数を目指す。ただ、公明党が2人の擁立を断念したことで議席逆転には暗雲も。与党は多数維持に向け気を引き締める。

 県議会の定数は48で過半数には25議席が必要だ。今回擁立するのは自民21人、公明、無所属の会各2人で「非与党」は計25人。逆転には全員の当選が必要だ。

 国政、知事選で連敗続きの自民にとり、県議選は反転攻勢の「分水嶺(れい)」だ。自民県連関係者は「ハードルは高くなった」としつつ、「県議選での勝利なくして県政奪還はない。あくまでも全員の当選を目指す」と意気込む。選挙後は、過半数議席獲得に向け、与党の保守中道議員らの切り崩しも本格化しそうだ。

 一方、「玉城デニー知事に危機感がない」(与党議員)と始動の遅さに懸念の声が出ていた「オール沖縄」勢力も組織として動き始めている。

 知事の後援会長で金秀グループの呉屋守將会長やオール沖縄共同代表で照正組会長の照屋義実氏、元那覇市議会議長の金城徹氏らが3月以降、複数回の会合を持ち、与党側の戦略を検討。各選挙区の情勢を確認し、知事の支援の在り方などを模索している。

 与党幹部は「公明の2人出馬取りやめは与党にとっては追い風。気を緩めず闘う」と意欲を見せる。

 ただ、新型コロナウイルス感染症は選挙にも大きな影響を与えている。候補者のほとんどは本紙が実施した政策アンケートで「重要政策」にコロナ対策を挙げている。一方、緊急事態宣言発令中の政治活動に市民らから批判の声も寄せられ、活動を大幅に自粛。投票率の大幅な低下も予想され、候補者の後援会関係者らは「勝敗ライン」も下がるとみて、戦略を練っている。

2020年沖縄県議選

立候補者の顔ぶれ(5月5日現在)

国頭郡区

(定数2)▶▶

那覇市・南部離島区

(定数11)▶▶

中頭郡区

(定数5)▶▶

沖縄市区

(定数5)▶▶

名護市

(定数2)▶▶

豊見城市区

(定数2)▶▶

浦添市

(定数4)▶▶

宜野湾市区

(定数3)▶▶

うるま市

(定数4)▶▶

糸満市

(定数2)▶▶

島尻・南城市区

(定数4)▶▶

石垣市

(定数2)▶▶

宮古島市

(定数2)▶▶


写真を拡大 2020年沖縄県議選 立候補予定者の顔ぶれ(5月5日現在)

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