【胃心地いいね・新型コロナに負けない版】名護市大北「又吉観光農園レストラン」

 県立北部病院から車で約2分の場所に、2016年にオープンした「又吉観光農園レストラン」がある。コンセプトは「自社農園から産直品を提供」。新鮮な食材を使ったおいしい料理を求めて普段は多くの常連客が並ぶ。

自社農場のヤギを使った持ち帰り用のヤギ汁。あっさりして臭みも少ない

「ヤギ汁を食べてコロナを乗り越えてほしい」と話す又吉功治さん=名護市大北

又吉観光農園レストラン

自社農場のヤギを使った持ち帰り用のヤギ汁。あっさりして臭みも少ない 「ヤギ汁を食べてコロナを乗り越えてほしい」と話す又吉功治さん=名護市大北 又吉観光農園レストラン

 現在、新型コロナウイルスの影響で外食しづらい状況の中、店内で食事をする人は少ない。店長の又吉功治さん(31)は「家庭を応援したい」と4月から通常のメニューに加え、持ち帰り用の弁当の提供とヤギ汁の割引を始めた。

 「本格的な味が安く、家庭で食べられる」と大人気のヤギ汁は、名護市安和にある自社農場で、餌にこだわり、ストレスフリーで育てたヤギの肉をたっぷり使うのが特徴。肉本来のおいしさを届けるため、味付けは薄味。新鮮で臭みの少ないあっさりしたヤギ汁は「女性やヤギ汁初心者にも人気」という。

 人気の理由は価格にも。割引も始め、ショウガとフーチバー(よもぎ)付きのヤギ汁は単品で800円、白米と漬物もセットになったヤギ汁定食も千円で食べられる。米は家庭で用意し、ヤギ汁を単品で注文して持ち帰る人も多いそう。

 4月から始めた持ち帰り用弁当のメニューも豊富。価格はどれも500円以内に抑えた。自社農場産アグーを使った「アグーハンバーグ弁当(500円)」や「アグーカレー弁当(450円)」、「三元豚ひれかつ弁当(500円)」も人気商品の一つ。どの弁当にも豚汁がサービスで付いてくる。

 又吉店長は「こんな大変な時期だからこそ、地域に恩返しがしたい。自宅でヤギ汁やおいしい弁当を食べて元気をつけ、コロナを乗り越えてほしい」と笑顔で話した。(北部報道部・西倉悟朗)

 【お店データ】名護市大北1丁目23の1。新型コロナウイルスの影響で営業時間は午前11時~午後8時(ラストオーダーは午後7時半)に短縮中。年末年始を除き年中無休。電話0980(53)1929。