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不足するマスク 寄付や手作り続々 新型コロナ対策で支援の輪

2020年5月9日 16:00

沖縄アマビエプロジェクト「役立てて」 浦添市に5000枚

 新型コロナウイルスで困っている人を支援する「沖縄アマビエプロジェクト」の宜野座匠代表はこのほど沖縄県浦添市役所を訪れ、使い捨てマスク5千枚を松本哲治市長に手渡した。松本市長はプロジェクトの特徴でもある沖縄風アマビエの絵に触れ「もらう人も喜ぶと思う。マスクは市医師会や介護施設などに分配する」と感謝した。

松本哲治市長(右)にマスクを寄贈した宜野座匠代表(中央)ら=4月23日、浦添市役所

嘉手納町の當山宏町長(左から2人目)にマスクを寄贈したローテグループの長澤一輝上席執行役員ら=1日、町役場

カラフルなマスクを手に取る村民=伊是名村・高良屋

松本哲治市長(右)にマスクを寄贈した宜野座匠代表(中央)ら=4月23日、浦添市役所 嘉手納町の當山宏町長(左から2人目)にマスクを寄贈したローテグループの長澤一輝上席執行役員ら=1日、町役場 カラフルなマスクを手に取る村民=伊是名村・高良屋

 宜野座代表は沖縄市で海外輸出入代行業を営むアルバトロスの代表取締役専務。同社が中国からマスクを輸入し、宜野座代表の出身地である浦添市に寄付した。

 同プロジェクトは同社所在地の沖縄市にマスク1万枚、感染者が出た上に離島で物資が不足しがちな石垣市へ5千枚、県医師会へ5千枚、そのほか福祉団体などへ5千枚を寄贈する。余った分は販売するという。

 沖縄風アマビエの絵は、宜野座代表と親しい県出身イラストレーターのpokke104さんが描いた。疫病退散の御利益があるとされる妖怪・アマビエに、沖縄で魔よけとして飾られるスイジガイや、花言葉で「絆」を意味するクンバイヒルガオ、医療関係者をイメージした青色の魚を盛り込んでデザインした。

 宜野座代表は、混乱する社会に対し「僕もみんなも何かしたい気持ちはある。マスクの寄贈に限らず、困っている人のためにプロジェクトを通して人や企業と連携していきたい」と語った。

 プロジェクトは沖縄サニタリーや宮平乳業と協力してマスクや牛乳の寄付活動にも携わる。

 pokke104さんは「このプロジェクトのように愛ある活動が波のように広がっていけば。早く終息してほしい」と願った。

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