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「ウイルスと共存、生活守る」 段階的に自粛解除 沖縄の自治体が独自戦略

2020年5月10日 10:49

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う利用自粛などの解除に向けて、沖縄県浦添市は9日、市独自の出口戦略「うらそえリハビリ計画」を発表した。市内で11日から週ごとに、臨時休校や飲食店の営業自粛、公共施設の利用などを段階的に解除する。松本哲治市長は同日、市役所で記者会見し「ウイルスと共存して市民の命や生活を守るためにも、市の実情にあった対策が必要」と訴えた。県内自治体が独自に出口戦略を打ち出すのは初めて。

浦添市の出口戦略について説明する松本哲治市長(左)ら=9日、浦添市役所

浦添市出口戦略のスケジュール

浦添市の出口戦略について説明する松本哲治市長(左)ら=9日、浦添市役所 浦添市出口戦略のスケジュール

 自粛解除は11日~6月1日の4週にわたり計画。どの段階でも「密閉、密集、密接」の「3密」を避けるなど、徹底した感染予防を前提とする。県内で感染拡大の兆候が確認されれば再自粛を求めていく。

 第1段階(11日~)は、(1)野外公園の開放(2)飲食店の昼営業の自粛解除(3)夜営業は飲酒が午後9時まで、閉店は同10時-など。公園や飲食店の利用は原則市民のみとし、市民には市外の店の利用を控えるよう要請。市による取り締まりは予定していない。

 第2段階(18日~)は、(1)公立小中校の分散登校(2)保育園や学童、児童センター、子どもの居場所などの通常開所(4)市立図書館や市美術館、アイム・ユニバースてだこホール、ANAスポーツパーク浦添の体育施設の利用(5)飲食店の夜営業の自粛解除-などを予定。

 第3段階(25日~)は出張など移動自粛解除を検討。第4段階(6月1日~)は観光を含めた移動自粛解除を検討する。いずれの段階も国や県の方針を踏まえ、前の週に計画通り解除するか判断する。

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