【山城博明通信員】ボリビアでも新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、オキナワ第1移住地にあるオキナワ日本ボリビア協会運営のオキナワ診療所出入り口に4月9日、所内の感染を防ぐための消毒用トンネルが設置された。長さ約3メートル弱の骨組みを透明のビニールで覆い、消毒薬を噴霧する装置が数カ所に取り付けられている。診療所を訪れる人は出入りの際、トンネルを通って消毒する仕組み。車輪付きの簡易的なものなので移動しやすいようになっている。

 診療所からトンネル製作を依頼されたのは第1移住地で自動車整備と鉄工関連の仕事を営む城間ケン(2世)さん。外出禁止令の発令中で材料の確保に難渋していたが、友人や顧客から材料の提供があり。トンネルを作り上げて診療所に寄贈ができた。

 ボリビア政府は3月22日より終日外出禁止令を出し、交通機関も公共、民間を問わずすべて運行禁止となった。これを受けて産業をはじめ、さまざまな社会活動が停止された。

(写図説明)新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためオキナワ診療所出入り口に設置された消毒用トンネル=ボリビア・オキナワ第1移住地