【福田恵子通信員】泡盛の試飲会「エクスペリエンス・オブ・アワモリ」(ジャパンハウス・ロサンゼルス主催)が7日、米ロサンゼルスで開催され、参加者が泡盛を味わいながら沖縄の歴史や文化について理解を深めた。試飲会は午後2回に分けて行われ、約100人が足を運んだ。

 会場となったのはアカデミー賞授賞式が行われる複合施設ハリウッド・ハイランド内のジャパンハウスのサロン。同日は宮古島、多良川酒造の琉球王朝24%、久遠35%、多良川44%の3種類が提供された。

 招待された来場者に向けて、沖縄の泡盛専門バー「泡盛倉庫」の比嘉康二オーナーが泡盛について解説するセミナーを行った後、各自がテーブルに用意されたストレートの古酒、オンザロック、サングリアなど多様なスタイルで泡盛の魅力を味わった。

 この日のために沖縄からロサンゼルスを訪れた比嘉オーナーはセミナーで、泡盛は独立国だった琉球で何百年にも渡って熟成された酒であり平和の象徴だと説明。「戦争によってその古酒の歴史が一度は断たれてしまったが、その後は再び歴史が刻まれている。平和の酒、泡盛のおいしさと楽しみ方を世界の人々に広めていきたい」とPRした。

 また、主催者でジャパンハウス館長の海部優子さんは「今回は参加者としても泡盛を楽しんだ。黒砂糖を少しずつ味わいながら泡盛をいただくことで、新たなおいしさに目覚めた。毎日、緊張感を持って働いているので、夜のリラックスタイムにぜひ泡盛を取り入れて一日の緊張をほぐしたい」と感想を述べた。

 質疑応答も活発に行われ、沖縄の泡盛工場の数、容器のカラカラの意味、使用する米の種類などを質問する参加者に対して、比嘉さんが丁寧に回答した。

(写図説明)泡盛の試飲会で「泡盛倉庫」オーナーの比嘉康二さん(前列左から2人目)を囲む参加者=7日、米ロサンゼルスのジャパンハウス・ロサンゼルス