沖縄タイムスが毎週日曜日に発行する「ワラビー」で連載中の「さきがけ!歴男塾(レキオじゅく)」の塾長ヒトッチこと、琉球歴史家の賀数仁然(かかず・ひとさ)さんが4月1日、ユーチューブのチャンネルをつくりました。記念すべき初動画は「あの世のお金」であるウチカビを紹介。今後も週1回以上のペースで公開していきます。休校中で家にいる時間が長いワラビー読者に向けて賀数さんは「琉球の歴史・文化を面白いと思うきっかけになってほしい」と話してくれました。

「さきがけ!歴男塾」の初回は、清明などで使う「ウチカビ」がテーマでした(提供)

動画版「歴男塾」の収録風景。会議室が歴史エンタメの舞台になります=4月8日、那覇市・沖縄産業支援センター

賀数仁然さん(中央)と協力して動画をつくる赤嶺謙一郎さん(左)と宮城孝広さん

「さきがけ!歴男塾」の初回は、清明などで使う「ウチカビ」がテーマでした(提供) 動画版「歴男塾」の収録風景。会議室が歴史エンタメの舞台になります=4月8日、那覇市・沖縄産業支援センター 賀数仁然さん(中央)と協力して動画をつくる赤嶺謙一郎さん(左)と宮城孝広さん

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史跡巡りもしたい

 取材した4月8日は、那覇市の沖縄産業支援センターで、感染症の流行が歴史に影響を与えた話など「疾病と琉球」をテーマに4回分の収録をしました。収録のあと、字幕をつけるなどの編集がなされ、4月中旬以降続々と公開しています。

 ユーチューバーデビューしてみると「好きなように話すことができる」と動画で発信する面白さに気付いたそうです。動画は賀数さんに配信を提案した会社「NO MARK」と協力して作っています。

 取り上げるテーマも工夫しています。公開を始めた4月は清明(シーミー)があることから、ウチカビやお墓など関係するものを選びました。取材した日に収録した分では、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に合わせて、病気にちなんだ話にしています。「年中行事に合わせたテーマのほかにも、スタジオから飛び出して史跡巡りもしてみたい」と今後の展開に意欲的です。

 連載に加えて動画の配信を始めた賀数さん。「史跡など歴史が分かる現場に行ってみようと、ふだんは言っていますが、今は家にいる期間。10分くらいで見られるので予習にしてほしい」と、読者にメッセージを送ってくれました。(2020年5月10日「ワラビー」から)

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