沖縄気象台によると、沖縄県の八重山地方では12日朝、梅雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定となり、猛烈な雨が降った。気象台は同午前7時26分、石垣市と竹富町に大雨と洪水の警報を出し、石垣市では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、竹富町では低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に警戒を呼び掛けた。
 
 12日7時までの1時間降水量(アメダス速報値)は、石垣市登野城で125.0ミリで、同地点の1時間降水量が観測史上最大を更新した。1時間最大降水量(解析雨量)は、石垣市市街地付近で120ミリ以上(午前6時40分)、竹富町竹富島付近で約120ミリ(同)と、記録的な雨量となった。

大雨で冠水した道路=12日午前8時すぎ、石垣市真栄里

石垣島地方で発表された大雨、洪水警報(気象庁HPより)

大雨で冠水した道路=12日午前8時すぎ、石垣市真栄里 石垣島地方で発表された大雨、洪水警報(気象庁HPより)

 石垣島地方では12日昼前にかけて多い所で1時間に120ミリの猛烈な雨が降る見込み。13日9時までの24時間の雨量は、多い所で180ミリを予想している。また、発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨にも注意が必要を呼び掛けている。

 八重山署によると、家屋や土砂崩れなどは無いが、市街地で消えている信号機もあるという。水没車両も確認されている。