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「もう大丈夫と思われるのが一番心配だ」 “段階的再開”へ移行 県専門家会議が新定義

2020年5月13日 14:19

 新型コロナウイルス対策を検討する県の専門家会議が12日、南風原町の県医師会館であり、県内の社会経済活動再開に向けた3段階のロードマップで、活動の目安が「自粛」から「段階的再開(不要不急の外出自粛解除)」の局面に移ったことを確認した。14日まで感染経路が追えない患者が出なければ「市中感染は沈火した」とみて、最終段階の「再開」へと移る。

活動再開へのロードマップ

■3指標全て達成

 会議では、「段階的再開」に移る3指標中「入院患者が14人以下(10万人当たり1人未満)」の入院患者の定義に関し、病院での入院治療が必要ない隔離目的の軽症患者を除くことで合意した。県内の12日時点の入院患者は30人で同指標は未達成だったが、新定義によって4~5人に減り3指標全てが達成された。

 県が11日示した休業要請解除の7基準に関し「より分かりやすい説明が必要」などの意見も出たという。会議メンバーで県立中部病院感染症内科の高山義浩医師は「活動が少しずつ再開されてもう大丈夫だと思われるのが一番心配だ。リスクがゼロになったわけでない。感染防止策や警戒感を忘れないでいてほしい」と強調した。

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