沖縄県出身シンガー・ソングライターのAnlyが4月に新作「Sweet Cruisin’』(スウィート・クルージン)」を発表した。アコースティックやR&Bの曲風を取り入れながら、ボーカルと歌詞にこだわりを見せる作品に「太陽さんさんの沖縄の景色に合わせて、曲が流れてくれたらうれしい」と話す。(学芸部・天久仁)

アルバムのジャケット写真

「沖縄の景色に合わせて曲が流れてくれたらうれしい」と話すAnly(提供)

アルバムのジャケット写真 「沖縄の景色に合わせて曲が流れてくれたらうれしい」と話すAnly(提供)

 伊江島出身で東京を拠点にライブで全国を巡るAnly。「ループペダル」を使ったギタースタイルや骨太なボーカルが人気を呼ぶ。

 3作目となる新アルバムは2019年3月ごろから制作に着手、米ロサンゼルスと日本を行き来しながら約1年をかけて完成した。「やっていくうちにこうなっていった。自分自身の思っていることを歌詞に込めた」。現在の自分を表現する10曲を収めた。

 アコースティックギターの音が耳に響く「Taking My Time」、前向きな歌詞が背中を押す「We’ll Never Die」をはじめ全体的にリラックスムードが流れる。

 「ギターにこだわらず、楽曲に対してどのような音が合うのか。いろんな楽器でアプローチしてみた」という意欲作を「ジャンルレス」と紹介した。「BRAND NEW DAY」は踊りたくなるアップテンポな曲。スローなナンバー「愛情不足」では県出身ラッパー、Rude-αと掛け合いを聴かせて「いい曲でコラボレーションすることができた」と声を弾ませる。

 アルバム制作中も積極的に日本国内でライブを展開した。「ライブではいつも元気とパワーをもらえます」。ファンとの交流をエネルギーに変えている。新型コロナウイルス感染拡大の影響でイベントやライブが中止を余儀なくされているが「SNSを通して聴く人との距離を縮めていきたい」と希望する。

 CDは通常盤3千円(販売元・ソニー・ミュージックレコーズ)

 「Anly “Sweet Cruisin’ ” Tour 2020」のツアーファイナルとして7月19日に桜坂セントラルで予定していた沖縄公演は2021年6月26日に延期が決まった。