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沖縄の民放3局が教育番組 コロナ休校の子ども向け 県教委はテレビ活用見送り

2020年5月17日 05:50

 新型コロナウイルスで休校が続いたことを受け、沖縄県内のテレビ局が教育を支援する番組放送を18~20日に予定している。民放3局は行政との連携や独自の取り組みで番組を制作。県内のほとんどの学校が週明けから再開するのを前に、学習意欲の向上や学校生活での感染防止など多彩な内容の番組が放送される。

(資料写真)テレビ

 琉球朝日放送(QAB)は那覇市教育委員会と連携し「学校まで待てない!」を18~20日の午前9時55分から放送。小学生を対象に理科の実験や首里城の歴史、しまくとぅばや英語について学ぶ。那覇市内の小学校教員による生徒へのメッセージも収録した。

 那覇市教育委員会は番組内容の相談や学校への協力依頼などで連携し「休校中の学びは喫緊の課題。あらゆる方策で学びの補償を考えた」と意義を説明する。

 琉球放送(RBC)は20日午後8時から「別冊RBCザ・ニュース」。再開した学校生活で気をつけることなど学生向けの情報に加え、自粛や休業の要請が解除される中で関心が高まる経済的な補償など、コロナに関する社会生活全般の情報を届ける。

 沖縄テレビ(OTV)の番組は20日午後4時20分からの「課外授業!テレ☆スクール」。県内で活躍するお笑い芸人を中心に物理や英会話の課外授業を行い、ガレッジセールのゴリさん、HYの仲宗根泉さんが夢を実現した自らの体験談や子どもたちのメッセージを送る。

 休校中はオンライン学習が活発化する一方でパソコンやタブレットを持たない家庭との格差も指摘され、テレビを活用した学習支援が全国で広がっている。

 県教育委員会は県内テレビ局との連携を検討したが、最終的に断念した。県教委は「休校の長期化が想定されたが、予想よりも早く再開となった。テレビ局と企画内容を詰める時間も少なくなったため、協力を見送った」と説明している。

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