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ガラガラだけど「これで満席」 ある劇場の“問いかけ”に反響

2020年5月18日 11:12
9秒でまるわかり!
  • ソーシャルディスタンスを保ったら398席の15%で「満席」
  • 宜野座村文化センターがらまんホールの問題提起に反響
  • 「これでコンサートは成立するのだろうか」とつぶやいた

 「ソーシャルディスタンス(社会的距離)をシミュレート。これでコンサートは成立するのだろうか」-。ガラガラの劇場の写真とともに会員制交流サイト(SNS)に投稿された宜野座村文化センターがらまんホールの問い掛けが反響を呼んでいる。本来の座席数の15%で「満席」となったホール。「ちょっと笑えない未来」などのコメントが寄せられた。

398席のホールは社会的距離を保つと15%の60席で「満席」になった(宜野座村文化センターがらまんホールフェイスブックページから、写真20枚を合成)

 管理責任者の小越友也さんは「劇場や映画館など、『3密』が当たり前だった施設は今後どうあるべきなのか、社会全体に問題提起したかった」と説明する。

 ホールは4月7日から新型コロナウイルス感染拡大防止のため休業中。予定していた舞台なども全て中止になった。

 小越さんは今だからできる劇場ならではの情報発信の方法はないかと考え、「ちまたでよく言われる『ソーシャルディスタンス』を再現することで劇場の現状や課題を視覚的に訴えられるのではないか」と思い付いた。

 398席あるホールで、小越さんのほか、スタッフの佐久間恵美さんと村職員の3人で前後約2メートルの間隔を空け、席を変えながら繰り返し撮影。社会的距離を保つと60席が限界だった。合計20枚の写真を合成してできた1枚は、SNSに投稿すると拡散されて反響を呼んだ。17日までにツイッター上のリツイート(転載)は2万5千件を超えた。

 コメント欄には「思わず笑ってしまったが、ちょっと笑えない未来」「自由な発想で問題提起していて面白い」など、さまざまな意見が寄せられた。

 佐久間さんは「こんなに多くの人の目に留まるとは思わなかった」と驚いた様子。小越さんは「今後も劇場からしかできない発信方法や芸術の伝え方を模索していきたい」と話した。

(北部報道部・西倉悟朗)

 
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