沖縄タイムス+プラス ニュース

再陽性の患者「新たな感染ではない」 沖縄県が判断 

2020年5月19日 07:14

 沖縄県は18日、新型コロナウイルスに感染し退院後、再び陽性反応が出た那覇市の60代女性会社員について「新たな感染ではないと判断した」と発表した。退院後も体内に微量のウイルスが残っていたために陽性が出た「再燃」とみられる。

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 新規感染者に該当せず、県内の感染者総数は142人のままとした。県の糸数公保健衛生統括監は「女性の入院中にPCR検査でウイルス量を確認していた主治医の考えを聞いた上で、大幅なウイルス量の増加はないため、新たな感染ではないと判断した」と説明した。

 感染者の入院勧告は、PCR検査で2回続けて陰性となれば解除される。中には、体内にPCR検査で検出できる限界値周辺の微量のウイルスが残ったまま陰性と陽性を繰り返すことがあり、女性はそのケースに当たる可能性が高い。感染力はほとんどないという。

 検体を検査機器に入れて、ウイルス発見までの時間が短ければ検体中のウイルス量が多く、長ければ少ないとされる。一般的に感染してすぐは短時間で済むという。今回は時間を要したことも考慮し、総合的に新たな感染でないとの判断に至ったとみられる。

 女性は4月10日に入院し、5月1日に退院。16日に再び陽性反応が判明していた。

連載・コラム