沖縄県内で、新型コロナウイルスの新規感染者が18日連続でゼロを記録している(18日時点)。14日には緊急事態宣言が解除され、部分的に休業要請の解除が始まる一方、現在も感染者は治療に励み、感染の疑いのある人はPCR検査を受けている状況は続いている。PCR検査を受け、「陰性」だった那覇市内の30代の女性が、検査を受けるまでの経緯や検査結果がでるまでの不安な日々を語ってくれた。

 

■疲れかコロナか 懸念は東京からの「出張者」と接触

 3月30日。女性は、仕事場から帰宅。いつもと違って、息がしづらいなと違和感を覚えたのが始まりだった。

 2月、3月が年度末で仕事が忙しく、「疲れただけかな」と思った。その日はかぜの感冒薬を飲んで眠ることにした。
 
 翌朝31日の検温は36度5分。平熱は35度台で、いつもより少し高いなと思いながらも会社に出勤した。ペンを持つのもしんどく、冷や汗もとまらず、かかりつけ医に電話し、受診することになった。
 
 まず、行動履歴を確認された。
 学校が休校になり、沖縄県が外出自粛を呼び掛けてから、プライベートでは家族以外の人に会っていない。
 すると医者は「仕事が気になる」と。

 直近の2週間は、自粛中の3月末にも関わらず、東京から出張で来た人の対応が多かった。
 会社は「会議は控えましょう」と言いつつ、沖縄まで出張者に来られると帰れとはいえない。アポなしで来社した出張者との30分以上にわたる対応もあった。この時はすでにマスクも品薄、消毒用のアルコールも手に入らない状態で、ノーマスクの人もいた。
 働く食品卸売業界の中で、すでに感染者が出ていたことも不安要素となったが、熱が下がればコロナではないとの医者の診断もあり、この日は様子を見ることになった。