■熱が下がらない

 女性は実家で70代の母と二人暮らし。万が一、感染していた場合に家族にうつ
してしまう可能性があることを考えて、自主的に自宅内での「隔離」を始めた。
 

ニュースをみて送られてきた母からのLINE

 母と同じ寝室で寝ていたが、母はリビングのソファで寝ることになった。食事は寝ている間に部屋の前に置いてもらうことにした。

 生活が大きく変わった。少ない家族なのに、会話もできない。やりとりはLINE。マスクをずっと着用し、モノに触ったり、動いたりすると消毒が必要になる。家族を守るためなのは分かるけれど、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

 翌4月1日。37度4分。県の保健所に電話をした。
 「熱は37度5分よりは高いですか」
 「中国に最近行きましたか」
 「中国から帰ってきたばかりの人と会いましたか」
 「陽性となった人と会いましたか」

 しかし、この内容だけだと判断できないと言われ、かかりつけ医を再び受診することになった。

 4月3日。この日の朝は36度台と平熱に戻っていて、大丈夫だと思って出勤した。でも、会社に行くと再び37度台にぶり返し。インフルエンザ検査は陰性。再び熱が出たら、週明け6日の月曜日に総合病院を受診することになった。