■PCR検査の後、襲った不安「自分が感染源かもしれない」

 熱は下がることなく、週が明けた4月6日(月)を迎えた。
 病院に電話をした。救急入り口から病院に入ることになった。ほかの患者と会うことはなく、がらんとしていて、これまでの病院の様子と違うことが、不安を加速させた。
 医者の診断を結果、PCR検査を受けることになった。
 
 結果は4月8日という。

 自宅に帰り、ベッドに横になった。
 もし、感染していたらという不安が先に来る。そして、自分が感染源になって広げてたらどうしようという不安も襲う。ここ数週間の行動を思い返して、あの行動がいけなかったのかなとか、家族がコロナ差別されるんじゃないかと自責の念に駆られた。


■リアルな友だちがいるFacebookとInstagramが支えに

 3月29日には志村けんさんが亡くなり、スマホを開くとコロナの情報ばかり飛び込んできた。よく利用しているツイッターも真偽不明の情報が錯綜していた。ツイッターを見ると恐怖を感じるようになった。
 いま、できることを考えて、少しでも前向きな気持ちになれるように、お気に入りのお笑い芸人のアカウントだけが見られるようにリスト化した。それ以外の投稿は見ないようにした。
 
 リアルな友だちの前向きな暮らしぶりが分かるInstagramとFacebookは支えになった。ベッドの上にずっといると、世界と切り離された感じがしていたけれど、つながれているような気がした。
 
 検索エンジンは、Google検索だけを使うようになった。Yahoo!は、コロナのYahoo!ニュースに自然と触れてしまうかもしれないと思い、怖くなり、控えるようになった。