【東京】例年、全閣僚がかりゆしウエアを着て臨む6月恒例の「かりゆし閣議」について、政府はことしは取りやめることを検討していることが19日、分かった。関係者が明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大防止を踏まえた対応とみられる。

「かりゆしウエア」を着て閣議に臨む安倍首相(右から4人目)ら=2019年6月、首相官邸

 政府は現在、重要事項を決める「閣議」について全閣僚が集まる形ではなく、閣僚に個別に確認する「持ち回り閣議」の形で行われており、例年の様式で実施することは難しいと判断したとみられる。

 別の関係者によると、現在官邸では政府が県をまたいだ移動を自粛するよう呼び掛けていることや、東京の緊急事態宣言が解除されていない現状も踏まえ、首相が地方からの特産品の贈呈を受けるセレモニーなどは全て延期または中止する予定。

 そのため例年6月1日の「かりゆしウェアの日」に合わせた県知事らによる首相官邸での安倍晋三首相へのかりゆしウエア贈呈式も延期または中止になる見通し。